東京カニコ  
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ポスター大会
 
「東京カニコ」のベースとなっているストーリーは、昔話の「さるカニ合戦」。
意地悪な猿と、素直なカニが柿をめぐって繰り広げられた復讐劇を、
舞台を渋谷に、複雑な女心を加え、
現代版としてリメイクしたのが「東京カニコ」です。

■猿カニ合戦とは・・・

「柿の種」を拾った猿と、「おにぎり」を拾ったカニ。
カニは、「これを撒けばいっぱい柿がなるぞ。」
という猿の言葉を信じておにぎりと交換します。
その後、柿の種は本当に芽を出し、実をつけますが、
木には登れないカニに変わり、猿が柿の木に登ったところ
猿は意地悪をして、カニには柿を一個もくれません。
あろうことか、猿は固い柿の実をカニにぶつけて殺してしまいます。

カニの子供のコガニは猿に復讐しようと決心し、
仲の良い、石臼と栗、ハチの力を借りて
カニの葬式の日に、親の敵討ちを実行するのでした。